注意ポイント
「副業」と言っても、その種類は多岐にわたりますね・・。
本企画は「副業税理士の仕事術」と称して、一般企業に勤務しながら税理士事務所を開業する上での考え方などを自分なりにまとめる予定です。
しかし、私のようなケースはともかくとして、一般的に「副業」と言った場合には選ぶ仕事や目的によっていくつかのケースがあるな・・と言う事に気づきました。
私のケースがあくまで「副業」の一類型である事を最初に確認するために、「副業」の類型についてまとめてみようと考えます。
まずは分類の要素を考えてみます。
1.要素
(1)金銭的な動機
どれだけ稼ぎたいと思って副業に取り組むか。
(2)リスクの大きさ
初期投資額等、副業に対してどの程度のリスクを取るか。
(3)本業との関連
本業での知見を活かして仕事をするか、全く関係のない仕事をするか。
思いつく所では概ね上記が主な要素かと思いますが、お金を稼ごうとすればするほど時間やお金の投資は大きくなる、即ちリスクは大きくなるという事にし、(2)リスクの大きさ、と(3)本業との関連、で分類してみようと思います。
2.分類
私の中での結論として、以下のような分類になりました。
①小遣い稼ぎ型
本業の気分転換から今後の独立や転職に向けた活動までが含まれますが、クラウドワークスのようなクラウドソーシングで誰かのHPの記事を書いてみたり、ウーバーイーツのようなサイト(?)で配達のバイトをやったりといったケースが該当します。
ここに水商売的なものも含まれると考えると・・投資的には「リスク小」ですが、サラリーマン的には「リスク大」となるものも少なからず有りそうですね。
②残業型
例えば某製薬会社が副業を解禁したところ調剤薬局でバイトをする人が現れる、といったケースも有りますが、個人的に一番リスクが少ないと思われる副業は(収入の観点だけ見れば)「残業」だと思うのでこのようなネーミングにしました。
一つの企業に深く関わる事になるという事をどう捉えるかにもよりますが、今の仕事に特段の疑問を感じない方等はこれでも良いのではないでしょうか?
③投資家型
不動産投資、仮想通貨、株や投資信託・・。安定的に儲けを出すのは存外に難しいみたいですが、最終的には「不労所得」を増やしていくのが安定人生への定石ですね。
私も再生可能エネルギー関連への投資など、社会的意義を感じられそうな投資については(副業が上手くいったら)前向きに考えたいです。
④二刀流型
本業を2つ持つような感じですね。
メモ
*一般的には「兼業」「複業」と呼ばれるものです。
壮大なライバルとしては、打者と投手を両立させている「元祖二刀流」の○谷投手、女優と経営者を両立している柴崎○ウさん・・。
経済的にも両方を成功させるのは簡単ではなく、心身の健康を維持する「バランス力」も求められそうですが、最も「濃厚な」人生を送る事が出来そうです。
と、分類を試みてみました。
当企画では、上記「副業」のうち、④二刀流型を実現するための行動や考え方を記事にしていきたいと考えます。
ポイント
副業には色々あるが、本企画で取り上げる副業の形は「④二刀流型」に限定する。
まだ実現していないですが・・。
実現する前提で今後もお付き合いのほどよろしくお願い致します。
メモ
*まだ私が税理士登録する前の2019年3月にUPした記事を修正して更新しております。