はてな
復活ののろしを上げてから3か月近く経過してしまった・・
確定申告やら4月開業案件やら法人決算やらに対応しているうちに、6月になっておりました。
巷では政府肝入りの「定額減税」がスタートしております。
講演とか執筆とかする税理士さんには恩恵があるかも知れませんが、私には何の果実もなさそうです。
そんなトピックスに紛れ、この時期に顧問先には「もう一つの義務」が課せられます。
今が旬の苦痛である「定額減税」は他の税理士に任せるとして、私は古の苦痛である「経済構造実態調査」について解説してみようと思います。
まず、調査の流れは以下のとおり。
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1ログインする
IDや初期パスワードなどは同封されているので、ここは問題なく進めます。
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2対象の調査票を確認する
法人の内容によって、必要な帳票が自動的に用意されます。
前年度に入力した内容などが保持されているのでここもストレスは少ないです。
今回のお客様の場合は以下の3種類でした。
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3上から順にやっていく。まずは一番上のやつ
クリックすると以下のような画面になりました。
この調査について、という説明文書から始まり、1~10の項目に回答していきます。
問われるのは「主な区分ごとの売上(クリニックだと保険診療と自由診療など)」「人件費」「租税公課」の金額などです。
ともあれ、ここまでは(やっぱ面倒だけど)それほどストレスなく進みます。
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4お役所仕事の本領発揮!2つ目のシートはまさかの・・?
続いて真ん中のシートをクリックしますが・・。
メモ
【悲報】パソコン固まる
マクロが組み込まれたエクセルファイルなのですが、容量の問題か愛称なのか、昨年に引き続きパソコンが固まります。
事務所パソコンも老朽化が始まり、この後の動作が遅くなったので一度再起動です。
そして10数分を無駄にしてようやく内容を確認すると・・。
この調査について、という説明文書から始まり、1~10の項目に回答していきます。
問われるのは「主な区分ごとの売上(クリニックだと保険診療と自由診療など)」「人件費」「租税公課」の金額などです。
注意ポイント
【悲報】全く同じ質問項目をネット上とエクセル上に回答するのが国民の義務です。
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5とどめのお役所仕事で幕を閉じる
ここまでの流れで最後の調査票にも俄然期待が高まります。
最後の調査票は「事業所調査票」というもので、事業所名など基本情報を記載するものとなります。
前回入力した分は記載されているので、手入力するのは(事業内容に変更がなければ)「従業員数」と「売上」だけです。
注意ポイント
【悲報】売上3回入力します。全く同じ数字です。そして多分3つの数字が一緒じゃないと問い合わせが来ます。
という具合に、入力項目自体はそれほど多くないので小1時間程度で終わる調査ではあります。
(事業所の規模にもよります)
なので、私の解説が大げさだと思う人もいるかもしれません・・が・・。
同じ内容ばっかなので、正直調査内容が我々の役に立つことは全くなさそうだな・・という苛立ちが勝りまくってしまうのでした。