コインランドリー投資ってどうなの？　～営業した次の記事で逆に営業を受けるお話～

前回記事で「士業の営業活動（名刺配り）」について取り上げましたが、税理士事務所を開業するととにかく営業電話が良くかかってくるようになります。

前回記事

以前にもいくらかは取り上げましたが・・コンサルや保険会社、顧客紹介、コピー機、会計ソフト・・。

私としては①面白そう、又は②役に立ちそうならばできるだけ時間を取ってお話を聞いてみる事にしています。

今回、上記でいうと①に該当する「コインランドリー投資」について営業を受けたので概要をご報告します。

１．営業活動の目的

コインランドリー会社側が税理士事務所に営業をかける目的は、「（富裕層）顧客の紹介」です。

また、税理士事務所が繁盛していれば、税理士自身も顧客になる可能性もあります。

一方、税理士事務所側のメリットは「手数料収入」となります。

そんな両者の思惑が交錯する平日の夜、仕事帰りにコインランドリー会社の営業の方との面談となりました。

コインランドリーの”センカク”HP

２．営業内容

皆さんはコインランドリーにどのようなイメージを持っているでしょうか？

私自身は、大学時代（20年以上前）に使った事がある位です。

その時の印象としては「思ったよりも洗えない・乾かない」というものでした。

なので正直前向きな印象を持っていなかったので・・営業担当の方に伝えてみました。

すると、以下の点で昔とは違っているという事を教えて貰えました。

（１）ライフスタイルの変化

昔のイメージだと単身世帯が使用するイメージしかなかったのですが、共働き世帯が「時間を買う」イメージで使用するケースが増え、女性の使用率が高くなっているそうです。

なお、営業を受けた会社がHP中で提唱する「洗濯革命」の中には以下のような記載が・・。

（２）機器の能力向上

昔は、家庭用とさして変わらない洗濯機に100円とか200円を入れて使うイメージでした。

ここ最近は、大容量（そして価格はそれなり）かつ業務仕様の洗濯機を設置し、顧客は「一週間分をまとめて」洗濯するような形になりつつあるそうです。

（３）多様な洗濯機の登場

「羽根布団」や「靴」の洗濯もできるそうです。

「羽根布団」はクリーニングに出すより安く、「靴」は手間が削減できます。

３．投資としては？

投資額の単位は3千万円～4千万円だそうです。

あと、利益率的には10％程度・・という話ですが、利用者数次第でどうとでもなるので、相応のリスクはあると感じました。

メリットは、「中小企業経営強化税制」を活用した即時償却の対象となる事です

中小企業経営強化税制

よって、年末に急遽節税したい場合などにも（契約が間に合えば）納税額を圧縮できるという事になります。

今回、営業の方の要望で「基本契約」だけは締結しました。

もし顧客に勧めるのであれば、その前に自分でやってみたいので・・。

まずは自分の事務所の営業活動を強化します（前記事の結論に戻る。）！

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