注意ポイント
開業半年と言う名目でいきなり3部作を開始しました(今回は2/3です。)。
こんな方におすすめ
- 一般企業に勤めつつ税理士事務所を開業し(ようとし)ている方
- 二刀流(副業・兼業)について懐疑的な方
- 油断した隙に3部作の1回目(前回記事)を見てしまった方
今回は「二刀流(副業・兼業)の是非」について、感じた事をまとめてみたいと思います。
なお、「二刀流(副業・兼業)」については別ページでもまとめているので興味があればご確認ください。
ポイント
*ちょっと文書量が多く、お堅い内容となっています。
1.「二刀流(副業・兼業)」の”是”=メリットと感じた事
(1)二本足で立てる。
抽象的な表現となってしまいましたが、サラリーマン一本だとどうしても「会社に寄り掛かる」部分が出てきます。
すると、逆に会社から理不尽な指示・命令といった「ストレス源」が降って来たとしても回避する事が難しくなります。
一方、「二刀流(副業・兼業)」であれば、程度に差はあれど「二本足で立てる。」ようになります。
結果、今いる会社とも比較的イーブンな関係で対峙しやすい環境を作る事が出来るように感じます。
(2)可能性が広がる。
例えば収入の面で言うと、サラリーマンであれば「昇格・昇給」という機会があります。
これが「二刀流(副業・兼業)」だと、加えて事業(私であれば税理士事務所)の売上を増やせる可能性もあるので、可能性は何倍にも広がります。
同様に、人脈や学習面でも「二つの世界」から情報が得られるので、とにかく無限の可能性を感じる事が出来ます。
メモ
*近年、医療も税務も国を股にかけて活躍している方は増えています。要は筆者の努力不足です。
2.「二刀流(副業・兼業)」の”非”=デメリットと感じた事
(1)アピールしにくい。
近年競争環境が激しくなりつつある税理士業界において「営業」は重要な活動の一つです。
ところが、私の場合は日中他の組織に所属して働いているので、自分の事務所の名刺を配る事もままなりません。
本来は、紹介会社の様な所を使って営業不足を補う方が「二刀流(副業・兼業)」との相性は良いのかも知れません。
(2)組織の中で中途半端な存在になり易いかも。
開業当初は「税理士事務所を開業している。」という事が「サラリーマンとしての差別化になる=メリット」と感じていました。
実際の所もそうかも知れませんが、逆に他の方々や上司からすると「どう接して良いか分かりにくい人」「ちょっと無理言ったら辞めて行きそうな人」「まあいずれ辞める人」といった印象になり易い面もあるような気もしてきています。
よって、今いる会社と相互の信頼関係を構築できるよう、普段の発言には気を付けようと改めて思うのでした。
ポイント
*まだまだ税理士事務所の業務量がそれほどではないので・・是非を問われるのはこれからですね・・。
ちなみに、「二刀流(副業・兼業)」で気になる「仕事の両立」ですが・・。
確定申告時期を乗り越えてから評価しようと思うので、今回はどちらにも入れておりません。
最後に必要とされない予告も入れた事で、今回の締めとさせていただきます。
~次回に続く~