メモ
合格後の行動予定が未定だった私は、取りあえず合格祝賀会に参加してみたのでした。
こんな方におすすめ
- 税理士登録の区分を検討している方
- 税理士試験合格後の活動を模索している方
- 税理士試験合格祝賀会の様子に興味が有る方
2017年12月 第67回の税理士試験に合格し年が明けると、いくつかの企業や団体が主催する「合格祝賀会」等に参加しました。
私はお酒を飲むのが好きなので、「タダ酒」というものに滅法弱いというのもありますが、この時点で今後の身の振り方を考慮している最中だった自分としては、同じように試験を突破した仲間達と情報交換したいという思いもありました。
以下に、参加した合格祝賀会等とその感想を簡単にまとめます。
Contents
1.TAC合格祝賀会
言わずと知れた資格の学校です。私は税理士試験合格に至るまで2年、更に簿記や中小企業診断士を含めると・・かなりのヘビーユーザーです。祝ってもらう権利は十分にあるのではないでしょうか・・。
会場はホテルニューオータニで、記念撮影(写真は後日貰えます。)や記念講演など、結構なお金がかかっていそうです。
フリートークの時間も沢山あり、何名かと名刺交換をしました。しかし、今後については、私同様「これから考える」というスタンスの方が多かったように感じました。
単純にお互いの合格を祝いあうという、正に「合格祝賀会」そのものでした。
2.青年税理士連盟
略して「青税」といい、東京青税のHPによると、「税理士の社会的使命と職責とに対する深い認識のもとに、真に「国民のための税理士制度」の確立をめざして活動している団体だそうです。志高いですね!
会には新合格者のみならず、既に開業し活躍されている先輩税理士の方とも多数お話を伺うことができました。やはり現役の税理士として活躍されている方々のお話は、今後の身の振り方について考えていた自分にとっても大いに刺激になりました。
3.某会計ソフト会社(開業セミナー)
税理士法人の社員税理士による、上手に開業するポイント等のセミナーがあり、懇親会まで用意されており勉強させて貰いました。
ただ、当日は営業的な話は全く無く、本日に至るまで営業的なアクションも無く・・。当日、会計ソフトの説明があっても良かったかな・・と思っています。税理士登録したら何らかのアクションがあるのでしょうか・・。
さて、上記のような情報収集や参加者との情報交換をした結果、ブログの題名にあるように”二刀流(兼業)”での活動をする事とした訳です。”二刀流”という用語は・・今流行っているので使ってみただけですが。
ポイント
*(2020年3月追記:開業に伴い上記題名でのブログは廃止しHPに統合しました。また、「二刀流」の波に私は乗る事ができなかったので、その後「二刀流」という表記は「副業」に書き換えています。
そもそも、税理士として登録する上では、以下の区分のいずれかを選択する事となります。
1.社員税理士・・いわゆる「税理士法人」の役員
2.所属税理士・・「税理士法人」や税理士事務所の職員
3.開業税理士・・個人で開業する事業主
私のように「今いる一般事業会社を辞めない」場合、1.と2.は2か所から給与を貰う事となり、3.の場合は給与所得と事業所得が生じる形となります。
今いる会社は就業規則上は副業禁止ですが、副業する以外の選択肢が無いです・・。一番無難なのは、「3.を選択し実際には事業を営まない。」で、税理士事務所としての収入が無い間は・・多分、副業とはならないのかな・・と考えています。
そこで、当初3.を選択しつつ、会社に迷惑がかからない形で副業が認められるよう、所属する会社にアプローチを試みる事としました。
実際、税理士関係のイベントで、一般企業に勤務しながら税理士としてもクライアントを持っている方にもお話を伺うことができたのが意思決定のきっかけとなりました。
いろいろ迷いましたが、結局は会社を辞めて税理士事務所を開業する「専業」か、会社を辞めずに税理士事務所を開業する「副業」しか無い中、後者を選択した私・・。
この選択が吉と出るよう、税理士試験合格者として、又、一会社員としての活動を続けていきたいと思っています。