注意ポイント
税理士登録って具体的には何をどうすれば良いのか・・理解するための一歩目を踏み出しました。
こんな方におすすめ
- 税理士登録を近い将来にする予定の方
- 税理士登録申請の何に手間が掛かるのかを知りたい方
- 税理士登録申請にどれくらい(多くの)書類が必要となるのか興味のある方
「会社に所属しながら税理士として開業登録」という大まかな方向性は決まったものの、登録申請までにはまだ時間がある状態です。
そんな中でできることを考えた結果、取りあえず登録申請にかかる書類を貰いに東京税理士会に行く事としました。噂によると申請に必要な書類は種類が多く、かつ取得に手間のかかるものも含まれているそうです。
私に必要な書類等について説明を受け、時間がかかりそうな書類については早めに手配をかける等、今後の活動スケジュールを検討する上でも有効と考えました。
東京税理士会へは、JR総武線の千駄ヶ谷駅から歩いて行く事ができます(後日知ったのですが、代々木駅からも同じ位の距離にあり、最近は代々木駅を利用しています。)。
窓口で書類を貰った後、説明を希望すると、超真面目そうな事務員の方から丁寧かつ細かく、しかも何故だか若干詰問されているような雰囲気(私の主観)で説明を受ける事が出来ました。
その結果、私が申請に必要な書類(置かれている状況により必要書類が異なります。)は主として以下のようになるようです。勝手に区分&解説してみました。
Contents
1.自分で記載するもの ~手間はかかるが難易度低~
(1)税理士登録申請書・・全体の概要みたいなもの。
(2)履歴書・・文字通りだが、専門の様式がある。
(3)誓約書・・欠格条項に該当しない事などを宣誓するもの。
(4)税理士会長宛の誓約書・・税理士法を遵守する旨を誓約するもの。
(5)はがき・・自宅の住所を記載して提出すると、登録番号が記載され郵送されてくるもの。
2.自分で用意するもの ~更に手間がかかり、多少お金もかかる。難易度中~
(1)写真・・提出日前3月以内に撮影する必要がある。他の書類も概ね同様の条件がある。
(2)戸籍謄本・・重要契約締結の際にはいつも出て来ますね~。
(3)登記されていないことの証明書・・成年被後見人等として登録されていないことを証するもの・・だそうです。
(4)身元証明書・・禁治産者等でないことを証するもの・・だそうです。個人情報の関係等があるのかもしれませんが、私の個人情報は是非一元管理していただきたいと感じます。
(5)税理士試験合格証書(写)・・これは楽ですが・・。取るまでが大変なので難易度中にしておきますか・・。
(6)直近2年分の確定申告書(写)・・無ければ住民税の課税証明書が必要となるらしい。私の納税状況って・・そちらで分からないのでしょうか・・。
3.手数料等 ~とにかくお金がかかる。ある意味難易度大~
(1)登録免許税・・6万円(!)
(2)登録手数料・・5万円(!!) もっと手続きを簡略化し、その分手数料を下げていただいても一向に構いませんが・・。
4.自分以外が作成するもの ~手間と時間がかかる。難易度最大~
(1)在職証明書・・私の場合、今いる会社と会計事務所勤務時期分の2つが必要となる。
(2)印鑑登録証明書・・(1)の公証力を担保するためのもの。つまり会社のもの。
(3)税理士事務所設置同意書・・私の場合、社宅に事務所を設置しようとしている(!)ので、大家さんと会社にそれぞれ一筆貰う必要がある模様です。これが一番難易度高い印象です。
(4)業務執行に関する誓約書・・一般会社である現在の所属先では税理士業務を行わせない事を誓約するもの。一般会社からすると「じゃあ、自分の会社に税理士がいるメリットって何?」となりそうなので、これも上手な説明が必要です。
・・という訳で(ちゃんと読んでくれる方っているのでしょうか・・)、4.についてはタイミングを見て大家さんや会社に打診しなければならないということが分かりました。あと、一部取得に時間がかかりそうなものもあるので、その辺の書類の取得から動いてみようかなと思っています。
ちなみに、いわゆる「副業」でなければもう少し楽なのかも知れませんが、他の試験合格者に話を聞くと、勤務先の事務所の所長に書類をなかなか貰えなかったり・・等、それぞれ困難となる要素があるようです。
どうせ楽な道なんてないのなら、自分の進みたい方向にまっすぐ進もう、と思いを新たにする今日この頃です!