注意ポイント
働き方改革を深堀して首相官邸に・・。
こんな方におすすめ
- 働き方改革の中身を知りたい方
- 現状の働き方に疑問を感じている方
- 時の与党の政策に興味のある方
私の所属する会社では、ここ数年で「働き方改革」の効果が目に見えて分かるようになりました。
例えば、これまでも「無駄な残業はしない」という号令はかかっていたものの、定時に帰るのには多少(?)の後ろめたさを感じさせる雰囲気が確かに存在しました。
それが、ここ最近は定時でサクッと帰る人の割合が増えたという事も有り、「原則残業しない」という流れがかなり定着して来たように感じます。
まあ「二刀流(兼業)」の前提条件として、残業を前提とした働き方は出来ないというのも有りますが。
そんな訳で・・「働き方改革」についてあれこれ述べてみる事にします。
「働き方改革」でネット検索してみると厚生労働省のHPが有る事が分かり・・そこから更に「働き方改革の実現」という首相官邸HPへと誘導されます。
首相官邸HP中に「働き方改革実行計画(概要)」というのが有ったので、これを基に・・ボリュームが多いので何回かに分けて解説を試みてみます。
概要版を開くと・・章立てが13・・!気合入りまくりですね。
まあ、独り言(このブログ)には持って来いです。
1.働く人の視点に立った働き方改革の意義
前段の部分ですね。この章では、日本経済活性化のカギが「労働生産性の向上」にある事、労働生産性を向上させるための課題について以下の通り記載されています。
(1)正規、非正規の不合理な処遇の差
「正規と非正規の理由なき格差を埋めていく」という事が記載されています。
現場レベルでは「正規社員よりデキる非正規社員」とか普通にいますし、正規社員と言うだけで時短勤務やらテレワークやら色々な権利が有ったり、それでいて雇用継続が保証され社会保障も付与され・・。
非正規社員の身分(?)を上げていくのは大事でしょうが、企業側の事も考えると、やたらと権利が保障されている正規社員の対応をどうするのかが真の課題のようにも思います。
ただ格差を埋めるだけだと、企業側からは「正規社員を増やす」のと同じになるので・・。
(2)長時間労働
過労死の問題が記憶に新しいですが、ここでは健康面のみならず、「家庭との両立」がキーワードとなっています。
家庭生活が豊かになると・・少子化も改善するという事も書いてあります。
まあ子供は手間が掛かるし手間を掛けたいですから、長時間労働を是正しないと、ですね。
(3)単線型の日本のキャリアパス
転職が不利にならない柔軟な労働市場や企業慣行の確立により、付加価値の高い市場への労働者流入を加速するような事みたいです。
特に偉い方の多い世代では、まだ「単線型のキャリアパス」に意義(忠誠心の証、みたいな?)を感じる方も多いのではないでしょうか。
・・という訳で・・まだ1.だけですが、軽い気持ちで調べてみたらボリュームが多かったので・・続きは後日・・。