こんな方におすすめ
- 働き方改革の内容に興味のある方
- 働き方を模索している方
- 会社に居ながら税理士事務所を開業しようとしている方
「働き方改革」の2つ目の課題である「長時間労働」です。
ここでは単に労働時間を減らすというより「働くことによる制約を減らす」という観点で、例えばテレワークなどの「働き方」にも言及しています。
個人的に興味深い「副業」についてもこの中に含まれています。
「副業」が長時間労働の是正とどう関わるのか・・見方によっては逆に長時間労働になりそうですが・・。
順不同となりますが、関連する項目を見てみましょう。
4.罰則付き時間外労働の上限規制の導入など長時間労働の是正
ここは、原則月45時間までの残業時間(意外にも・・ここは今までと変わらないのだそうです。)の規制に罰則が設けられる事などが挙げられます。
他と比べて内容が分かり易いのと、過労死事件とかを連想しやすいからか、結構メディアでも報道されている所のように思います。
まあ、中々価値観変わらない会社や、行動を変えられない職員も多いと思うので、これを機に労働時間が是正される方向にはなる気がします。
「家に帰ってもやる事がないから何となく会社にいる。」といった職員については、自分自身のライフプランを良く考えてみる必要がありますが・・。
これも企業がやってあげるのでしょうか・・?
5.柔軟な働き方がしやすい環境整備
ここでは「テレワーク」と「副業・兼業」ですね。
ところで、副業と兼業ってそもそもどう違うのでしょうか・・?
「本業と同程度の労力を費やすのが兼業、本業より少ない労力なのが副業」と説明しているサイトも有りましたが、違いとしては大体そんなような所であろうと推察されます。
ここでは、「テレワーク」は「子育てや介護と仕事の両立」、「副業・兼業」は「起業準備や第2の人生の準備」として有効としています。
前者が企業にとっても重要なのは良く分かりますが・・。
起業や第2の人生の準備まで企業が考えてあげる必要はあるのでしょうか・・。
まあ、許容することを通じて、職員自らが考え行動する機会を提供しようとするものなのだと考えられます。
税理士登録の場合は会社から書類を貰う必要があるので・・文字通り許容してくれないと何もできません。
「ガイドライン」や「モデル就業規則の改定」等で企業側の対応を促すようですが・・。
これこそ罰則や税額控除などの「ニンジン」等、より強力な施策を期待したかったですね(完全に個人的な都合ですが。)。
7.病気の治療と仕事の両立
病気を治療しながら仕事をしている方は、労働人口の3分の1を占め・・(中略)・・両立コーディネーター(新設?)によりサポートする体制を作るそうです。
この3分の1には・・高脂血症とかも含まれるのでしょうか・・。
だとしたら、人によっては大袈裟な話に感じますが・・。
まあ、仕事が生きがいの人もいるでしょうし、PPK(ピンピンコロリ)の観点からも、論点としては大切かも知れません。
8.子育て・介護等との仕事の両立、障害者の就労
保育士や介護士の処遇改善による受け皿拡大等ですね。
これも色々やってくれるみたいですが・・結構細かい話が多いです。
12.外国人材の受け入れ
スライド0.5頁で問題提起をしてほぼ終わっています。
特定の外国人の永住許可申請がし易くなったりするようです。
・・ともあれ、「働く事による制約を減らす」事が出来るよう、上記施策・・特に「副業・兼業」の部分を強く・・進めて頂けると有難いです!
【前回に引き続き家族で見学した国会議事堂での一枚です。国会議員って・・人数多いなあ~と椅子を見て感じました。】
1.~3.は前回まで、6.と9.~11.は③(手違いで前回記事になってしまいました!)で言及しています。
記事「働き方改革1.」
記事「働き方改革2.~3.」
記事「働き方改革③6・と9.~11.」
時代の流れなので・・他のサイトで勉強しましょう・・。
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