中学受験を志す息子の通う塾では、1~2か月に1回「クラス分けテスト」というのがあります。
その他にも毎週のようにテストが有って中学受験未経験の私には驚くしか無い位の学習量です。
前回の「クラス分けテスト」で調子が良かった(努力の賜物?)らしく、クラスが上がったと喜ぶ息子を見て、またしても私は税理士試験受験時代の事を思い出すのでした。
まさにこのブログを書いている週末位に、私の通っていたTACで全国公開模試が開催されています。
ここでの結果が残り1か月(結果が戻ってくるのが、確か7月の初め頃だったと記憶しています。)の受験勉強に大きな影響を与えます。
合格した年は、いずれもA判定以上でしたが、判定云々より「手応え通りの結果が出る」事が重要だったのかな、と今になって思います。
逆に、所得税法1年目の模試では、手ごたえを感じていたものの結果はB判定・・。自分の学習量や方法にどうしても不安を感じてしまいます。
他の人がどうか分かりませんが、私は「判定が悪い⇒悔しいので頑張る。」というより「判定が良い⇒これで落ちたらもったいないので頑張る。」という価値観と言うか思考回路でした。
ものの考え方って人それぞれで、簡単に変わるものでは無いので・・自分の思考回路も鑑みて全国公開模試の活用方法を考えたら良いし、自分は余り意識していなかったですが、割と自分に合った方法で全国公開模試を活用できていたな~と思いました。
そして、ついで(?)なのでTACのHPに公開されている「合格者の声」を見てみると・・。
1.本試験のリハーサルに最適!
私と全く同じ活用方法ですね。まあこれが本来は一般的なのですが、どうしても学習が遅れがちになり、やっつけ仕事的に受験してしまうような人も少なくないかも知れません。
一方、本試験と同じ時間帯に受講して朝からのタイムスケジュールを確認する人もいるようです。本番の会場である早稲田大学でも受験できるみたいですからリハーサルしたい人には良いですね。
なお、私は最終年に早稲田で受験する・・つもりで申し込んだのを忘れており、結局他の場所に振り替えました。慣れない事をするものでは無いですね・・。
2.結果を踏まえた学習計画を立てられる!
・・まあ、どうしようも無い結果だった場合には・・どうしましょう。
私の場合、最後の1か月は理論と過去の答練を解きなおす以外の事は余り出来なかったので計画と言える程のものは無かったですが、理論と計算の学習バランスは全国公開模試の結果を見て調整すべきですね。どっちかだけで点を取ろうとしても合格しにくいので・・。
3.戦略を立てて全国公開模試に挑む!
解く順番や時間配分等を含め、本番のリハーサルをするという事ですね。
科目によっては問題の取捨選択も必要となるので、本番環境で予定通りの時間配分で立ち回れるか確認するのは受験テクニックとして重要ですね。
まあ、8年目位になると何も考えなくとも立ち回れるようになっていたかも・・。慣れる前に合格したかったですが。
要は1年に1回の大勝負なので、本番で力を出し切れないという最悪のケースだけは避けられるよう全国公開模試を活用すれば良いのでは無いでしょうか。
恐らく全国公開模試は今日位で終わってしまっていると思うので・・受験予定の方々はあと1か月、当日悔いを残さない事を第一に考えて頑張って欲しいと思います。
そして私は・・合格者特権で・・飲んで寝ま~す!