副業税理士の仕事術

2.副業税理士を目指すかどうか(1)今いる会社での将来を考える

メモ

副業税理士に至る私の第一歩目は・・「今いる会社での将来を考える」という事でした。

具体的には、漠然とサラリーマンを続けたとした場合の自分の姿を「シーズ」と「ニーズ」の観点から考えました。

 

今回のお話は・・私が社会人になって概ね3年目頃、年齢にして25歳頃に考えていた事です。

 

注意ポイント

*自身の思い出話なので、少なからず自己正当化、美化がなされている可能性があります。予めご了承の上でお読みください。以下、当サイトにおいて同じ。

*当初「一刀流」とか「二刀流」といった表現で記事を書き始めましたが流行しなかったので(当たり前)・・「副業」という記載に統一しています。

 

「第二新卒」という言葉は今では一般的ですが、私が「第二新卒」に該当していた2000年代前半は採用不況の最中で、「俺って今、第二新卒だけど転職とかどうしようかな~。」という事を考えた記憶は無いです。

 

そして、「入社3年以内に転職」が今よりずっと一般的ではない時代でした。

 

一方この頃は自分の仕事を一通り回せるようになるため、心のゆとりが出来てくる時期でもあります。

 

すると漠然と「今後どうしよう、どうなるのだろう・・。」と自身の将来を考える事が増えてきました。

 

筆者
まあ多かれ少なかれ誰でも同じような事を考えるのではないかと思いますが。

 

当時製薬会社でMR(医薬情報担当者)として働いていた私も「第二新卒相当」のこの時期を境に「この会社での自分像」を想像してみる事が多くなりました。

 

筆者
数年後にはこの先輩のようになれるのか、もう少し先にはこの上司のようになれるのだろうか・・等々・・。

 

しかし、結論としてはMR(医薬情報担当者)としての自分が「こうありたい」と思えるような人生を想像する事は非常に難しい事のように感じました。

 

理由は、

 

1.自分の能力から考える(シーズ*の観点)

注意ポイント

*シーズ:seeds=「種」で、自分が持っている資産や能力を指す。

 

(1)何かの専門家になるとして(自身の専門性)

MR(医薬情報担当者)としてのキャリアアップを「専門知識の増加」と捉えるという方向性です。

 

この場合、代表的なキャリアとしてPM(プロダクトマネージャー:特定製品の専門知識をMRに教育する。)がありましたが、直接担当先を持たないような職種の為、顧客との距離は離れるように感じました。

 

あと、もう辞めてから時間が経つので言ってしまうと、PMは本社所属となり、MRが所属する各支店や出張所と比較すると陰気臭い出世競争や人間関係が有るように感じました。

 

筆者
そもそも狭き門なので自分がなれるような気もしませんでしたが・・。

 

(2)役職者への立身出世を考えると(その企業との相性)

これも狭き門であり、かつ社内営業(悪く言えばごますり)が必要かも知れません。

 

私は当時、どちらかと言うと「自分の意見をはっきり言う・・生意気な奴」という風に思っている方が多かったと思います。

 

よって、これは1.以上に想像できない選択肢でした(会社も想像していなかったと思いますが。)。

 

2.顧客の目線から考える(ニーズの観点)

(1)現状維持を考えると①(顧客ニーズ)

顧客がMRに求めるものは何なのかと考えると・・「専門知識」というより「人あたり」「腰の低さ」「フットワークの軽さ」等が重視されるケースが多かったように思います。

 

筆者
年代で言うと若手に向いている職業かも知れません。

 

実際、私が中堅に差し掛かる頃には、後輩MRに営業面や顧客対応の面で後塵を拝した(と感じた)ケースを少なからず経験しました。

 

「MRって・・定年まで勤める職業として適切なのだろうか・・。」と感じる事が勤続年数と共に増していきました。

 

(2)現状維持を考えると②(市場ニーズ)

いわゆる「後発医薬品」の使用拡大という環境変化もありました。

 

2000年代半ば頃(私の記憶の中では)には、TVでは大手後発品メーカーが頻繁にCMを流し、国も「後発品は先発品と同等」というメッセージを強く打ち出し始めました。

 

MRの立場から言うと、自社医薬品と似たような薬効を持つ他社先発医薬品とでは化学構造が異なるので、何らかの差別化が可能です。

 

筆者
しかし後発品は化学構造が全く同じです。

 

先発医薬品メーカーのMRとしては、「先発品とは製造体制に差がある」とか「何かあったときのサービス体制が異なる」とか、周辺情報(しかも統計学的なものでもない)で差別化を図るしか有りません。

 

上記のような思考の過程を経て、私が退職する2007年近くの私は、MRとしての将来どころか「MRという職業は必要なくなるのでは?」との思いを強くしていました。

 

すなわち「今いるレール(MRとしての人生)の終着点」を考えたとき、寧ろこのままMRを続けるという選択肢は日が経つにつれ持てなくなっていく自分がいたのでした。

 

メモ

教訓:現状維持かどうか、出来るだけ多面的に検討する。

切り口は人それぞれですが、複数の視点からできるだけ客観的に自分が乗っているレールの終着点について見直し続ける事が必要と考えます(今回は「シーズ」と「ニーズ」の観点で検討しました。)。

*まだ私が税理士登録する前の2019年3月にUPした記事を修正して更新しております。

 

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