注意ポイント
税理士試験の本丸とも言える「法人税法」にチャレンジします。
こんな方におすすめ
- 税理士試験に挑戦中の方
- 税理士試験で法人税法にチャンレンジしようか検討している方
- 税理士試験を続けるか大学院に行くか密かに検討している方
税理士試験5年目は、最大の難所と噂される「法人税法」を選択する事としました。
当時のTACホームページによると、「簿記論」の知識が最も活かされる税法科目が「法人税法」のようだったので選択しました。
理由はそのうち話しますが、私は最後の試験科目を「所得税法」と決めていたので、4科目目を「相続税法」にするという選択肢もありましたが・・難易度で言うと「法人税法」と双璧を成すような感じですね(個人の調べによる)。
必要学習量は「法人税法」の方が多い(TACホームページによると600h)ですが、「相続税法」は最後の科目に選ぶ強者が多いという説もあり、「相続専門」を売りにしている税理士法人や会計事務所もよく見かけるので・・人気もありそうですね。
更に調べていると、「相続税は所得税を補完する性格を持つ」というような話も出てきました。
まあ、そんな話もあるという事になると、「相続税法」の学習は「所得税法」の後、すなわち6科目目(合格後)かな・・と考えたのも「法人税法」選択の理由になります。
いかにも手ごわそうなので、「9月レギュラーコース」で例年より早めのスタートを切ります。「簿記論」合格を信じていた事もあったので(確信する程の点数ではなかったですが・・。)。
しかし・・「消費税法」の倍のボリュームはやはりキツいです。授業が週2回あり、当たり前の事ながら問題集もあり理論マスターもあり・・そのいずれもが「消費税法」の2倍な訳です。
暗記も100題超えており・・暗記できる気がしません・・(合格体験記とか読むと、それでも頑張ると暗記できるみたいですが。)。
「消費税法」「簿記論」で出来上がりつつあった学習ペースでは、とてもついて行けず・・。
試験勉強2年目の「消費税法」の時のような手応え(計算も理論も論外、全国模試もB評価にすら届かず・・。)で当日を迎えます。
私は比較的、良くも悪くも実力を出し切れるタイプで、「合格できそうな時は合格、合格でき無さそうな時は不合格」という傾向があるのですが・・その傾向を覆す事を自らに期待して試験に臨みます。
そして結果・・。
この年、計算がとてつもなく難しく、合格ラインが4~13点という事だったのですが、私の自己採点は・・
理論も合格ラインに届かず、結果はB判定・・。
寧ろこんな自己採点結果の私でB判定なので、他の受験者の方々も苦戦したのかな・・と思ってしまう位でした。
この年、受験をしたのに合格科目が無いのは初めてだったので、年末に切ない気分だったのを今でも覚えています。
が、これはまあ実力・・という事で、翌年でリベンジすることを誓ったのでした。