注意ポイント
二男の塾の説明会に参加して塾の先生の話を聞きながら・・税理士試験にどのように適用できるのかを考えるのでした。
こんな方におすすめ
- 税理士試験に挑戦中の方
- 小学生の子供がいる方
- 税理士試験で挫折しそうな方
先日、(妻の代打で)二男の塾(候補)の説明会に参加して来ました。
まだ小学4年生なのですが・・「大学試験制度改革」「大学の定員厳格化」と言った流れで「中高受験の激化」という事になっているようで・・。
受験して良い(もしくはそれなりの)学校に入学させるのが果たして正しいのか分からないのですが、入学させる難易度は確実に上がっている模様です。
しかし・・流石に厳しい親の眼鏡に叶う様な受験指導校の話は、時折(自分は受験しないので・・。)心に響いてきます。
昨年まで税理士試験を受験していた私が・・税理士試験受験に役立ちそうだな~と感じたのは以下のような話でした。
Contents
1.母集団がレベルを決める。
中学受験の偏差値50は高校受験の偏差値60にも相当するそうです。
要は、中学受験は任意性がより高いので・・(相対的に)学力の高い児童のみが母集団を形成する事になるので上記のような差になるそうです
今思うと、税理士試験の最初の衝撃は、その「母集団のレベルの高さ」だったように思います。
税理士試験で挫折しそうになっている人は・・一段レベルの低い目標を掲げる(会計科目で挫折しそうであれば「全経上級」「FP2級」とか?)というのは如何でしょうか?
いきなり税理士試験に挑戦して挫折する、と言う事の無いよう・・徐々に母集団のレベルの高い試験に挑戦して行けるような工夫が必要だと思いました。
2.記憶した=理解した、と勘違いする。
一度記憶する事で「理解した」と勘違いしてしまう児童も多いそうです。
て言うか、大人も全く同じですが。
実際の所は「記憶⇒忘却⇒記憶⇒忘却・・」の繰り返しの中で「真の理解」に近づいて行くという事の様です。
税理士試験の理論暗記は「記憶」と言う解釈が一般的ですが、何度も繰り返すことで「理解」すなわち「問題文に応じて取捨選択する力」が付くように思います。
試験直前に半ば一夜漬けで暗記対策・・というのは、税理士試験を自ら難しくしているような気がします。
3.「自らの意思でやる」環境づくり
中学受験でも、結局難関校受験の合否を決めるのは「自らの意思でやる」か否かにかかって来るようです。
では、「自らの意思でやる」環境ってどのように作るのでしょうか?
今回の説明会では・・「過程を褒める」というようなキーワードが有りました。
家ではテストの点数でしか親に褒めて貰えず、点数が下がれば叱られるので・・塾では「過程を褒める」のだそうです。
税理士試験で過程を褒めてくれる人って・・いますか?
資格の学校にはそのような機能が無いので・・どこかで「過程を褒めてくれる人」を探さないといけません。
良く聞く「家族の協力が必要不可欠」というのは、「過程を褒めてくれる人」としての評価なのかも知れません。
そんなこんなで・・妻の代打で行った塾の説明会でしたが、それなりに思考を巡らせる良い機会となりました。
長男は志望校への合格、二男は志望塾への合格(塾も入るには要件が有ります・・。)を目指して頑張っているので・・。
私も、開業が上手く行くよう頑張るぞ~!