注意ポイント
2年目に引き続き3年目も・・消費税法を受験する事にします。
こんな方におすすめ
- 税理士試験の受験科目を検討している方
- 税理士試験の税法科目で壁にぶち当たっている方
- 前回の税理士試験で苦汁をなめた方
2年目に初めて税法科目である「消費税法」を受験・・しようとしたができなかった為、3年目も「消費税法」を勉強する事としました。
まあ、2年目は殆ど勉強できているとは言えない状況だったので・・悩む要素は全く無かったです。
とは言っても仕事の都合もあって、9月開講講座にはエントリーせず1月開始の上級コースで受講を開始します。
この年から受講スタイルもWebに変更しました。
この頃は既に都心(地方都市)に引っ越しており、TACへは15分位で行けたのですが、仕事をしながら受験勉強を続けるためには、よりフレキシブルに学習をする習慣をつける必要があると考えました。
また、通信環境を良くするためにPCも買い換えました。
結果としてこの選択は良かったと思います。これから受講する皆様にも、以下の点からお勧めします。
1.細切れ時間を活用できる。
「2~3回に分けて受講」等、いつでも好きな時間だけ受講できます。最初は何だか気持ち悪いですが、慣れると楽で、もう教室受講生には戻れないです。
2.高速で受講できる。
当時DVDは1.3倍速まででしたが、Webだと2倍まで再生速度を上げられます。仕事をしながら3時間の講義を聞いて問題集をやる訳ですが、受講時間を半分にできると負担感が激減します。
ボーっとしていると聞き逃す量も2倍となりますが・・重要そうなら巻き戻しもできますしね。
3.自宅で受講できる。
私はWebは自宅で受講していました。通勤時間にモバイルで・・という活用法もあるのかも知れませんが。
自宅でリラックスしながら、時にはビール片手に受講していました。程よく飲む分には問題なかった・・と思います。
Web受講にする事で学習ペースを掴む事ができ、計算と理論について以下の通り学習を進めて行きました。
1.理論
インターネット等で情報収集をすると、「質より回転数」「とにかく回す」といった話が多く出てきました。
「1言1句覚えてもすぐに忘れてしまう」のであれば、「多くの理論を回して、何を問われても何かしらを記述できる」状態の方が合格可能性が高いように感じました。
そこで、「3月までに2回転させる」目標でエクセルの表を作り、妻に聞いてもらって音読する方法を試みました。
注意ポイント
*どうしても聞いている妻がすぐに寝てしまい・・この方法は途中で諦め黙読に切り替えましたが・・。
結果・・GWまでに(かろうじて)2回転、GW中に3回転目をいくらか進める事ができました。
この「3月までに2回転、GWでもう1回転」は、今後の理論暗記のリズムとして定着して行く事となります。
2.計算
問題集を解き、正解するまで解きなおすという事を続けました。
ただ、4月から講義のペースが上がり、上級コースだと総合問題も多くなるので消化不良となり、計算は理論と比較してうまいやり方を決めきれずにいました。
要は、全体的に勉強時間が不足していたのだと今になっては思います。
全国公開模試では理論A計算Bの総合A(つまり、ぎりぎりA)と、それなりに仕上がった状態で臨んだ本番は・・自己採点は合格ライン+2点程・・。
これで合格できるのかは不安しかありませんでしたが、結果としては合格通知を貰う事ができました。
計算が例年にない3題形式でしたが、時間配分等でうまく立ち回れたのが勝因かな・・と思っています。
合格した事自体もそうですが、「税法科目はこの位の学習量と学習方法で合格できる」という実績が自分の中にできた事が後の戦いにおいて非常に重要でした。
ゴールが見えずに勉強するのと、何となくでもゴールが見えるのとではストレスが全く違いますので。
ともあれ、そんなこんなで3年経ってようやく2科目目を取る事ができたのでした・・。