ポイント
前回、Google先生の活用により「税理士試験 挫折」というキーワードで当ブログが表示されているもののクリックには至らないケースが多いことが分かったので、挫折についての記事を書いてクリックして貰えるかを検証してみようと考えたのでした。
こんな方におすすめ
- Google Analyticsを使いこなしたい方
- Google Search Consoleの意味が分からない方
- 誰かの挫折情報に飢えている方
キーワードだけだとどういった方々がどういった理由で検索しているのかは全く分かりませんが、いずれにしても私が記事に出来る事は自分の事に限られているので・・思いつく限りの「挫折」ネタを記してみたいと思います。
取りあえず今回(次回が有るか分かりませんが)は「税理士試験受験中の挫折話」を記します。要は・・受からなかった年のお話ですね。
挫折1.簿財同時合格を逃す(受験1年目)
特に何の根拠も無く「3~4年での税理士試験合格」を予定していた私は、受験1年目に「簿財2科目合格」を目指します。
もっともスタンダードで、かつ科目の重複が多いので合理的な選択ともいえます。
しかし・・結果は「簿記論A」「財表合格」・・。中途半端に会計科目が残ってしまいました・・。
この時「自分の実力や学習量だと、3~4年での合格は難しい。」と認めざるを得ませんでした。
この結果を受け、「毎年1科目ずつ受験&合格し、あと4年で税理士試験合格」に作戦を切り替えたのでした。
挫折2.消費税法は受験すらできず(受験2年目)
受験1年目で「簿財2科目合格」を予定していた私は、受験2年目の9月から「消費税法」の学習を始めました。
色々調べると、税法科目は会計科目より難易度が高いようだったので、ボリュームが少なめの科目を早めから学習開始する作戦でした。
その大枠は間違っていなかったのでしょうが、そもそも前年に2科目合格を果たす事が出来ませんでした。
その後「1年1科目作戦」に切り替えたので、そのまま「消費税法」を勉強し続けましたが・・。
読んでも「一言一句」覚える事は出来ないですし、大まかに暗記した内容も翌日にはビックリするくらい忘れています。
結局・・受験レベルに自分を高める事が出来ず、受験生活で初めての「敵前逃亡(受験せず)」となりました(まあ仕事の都合も多少はありましたが・・。)。
サラリーマンで居続ける事に対する不安の方が大きかったので何とか踏みとどまりましたが・・「1年1科目作戦」も失敗し、挫折感の大きい1年でした。
3.法人税法1回目は・・何と計算0点(受験5年目)!
3年目に「消費税法」、4年目に「簿記論」に連続合格を果たした私は、満を持して最大の山場である「法人税法」に挑みます。
ここまでで仕事と勉強の両立について、ある程度の手ごたえを感じてはいました。
まあさすがに・・「法人税法」は2年かかるかな~と思いつつ、逆に2年で確実に合格できるよう、1年目に「あわよくば合格」というレベルまでは自分を高めていきたいと学習を進めました。
しかし・・やはりというか、理論も計算も学習ボリュームが多く、辛うじてTACの講義には付いて行くものの完全なる復習不足、理論暗記不足となりました。
結果、理論も計算も合格ラインに届かず、しかも計算は自己採点ベースで0点(合格ライン4~13点と難しい年ではありましたが。)という屈辱を受ける事となります。
挫折4.所得税法1回で合格したと思ったのに・・(受験7年目)
受験6年目で「法人税法」に合格し、ついに4科目合格となった私は、税理士を目指していることを所属する会社にカミングアウト(それまではコソ勉)し、自分自身に最後の鞭を入れます。
最後の科目は「所得税法」・・。
もっとも身近で興味も有り、「法人税法」での学習&合格経験も有るので・・何とか1年で合格できるよう学習量を捻出しました。
試験後、職場の方々には「自己採点結果は合格ラインを超えていそう」という話をしており、官報合格を夢見ていたのですが・・その年の官報に私の名前は無し。
夢を見ていた分落胆も大きく・・何より、職場にカミングアウトしていたので、色々な人に「力及ばず申し訳ございません」的な挨拶をしなくてはなりませんでした。
・・とこんな感じで色々な挫折が有った訳ですが・・この情報、必要とする人いるのでしょうか・・。
自分の場合は「サラリーマンで居続ける事に対する漠然とした不安=受験を続けるモチベーション」が挫折(=受験を辞めたくなる要因)に勝ったのでここまで来る事が出来ました。
皆さんも「受験を続けるモチベーション」と「受験を断念する要因」を比較し・・結果として挫折するにしてもしないにしても、より楽しくて悔いのない人生を送れるような選択をすれば良いのではないでしょうか?