運命の2日後に心震えるあなたに　～税理士試験受験から合格発表までの過ごし方を思い出してみたお話～

コロナに振り回された2020年もラスト1ヶ月となりました。

そしてこの時期、税理士業界（というか税理士受験業界）では「合格発表」があります。

私が情報収集に活用しているtwitterなどでも合格発表をカウントダウンする人がいたりするので受験生時代をふと思い出した次第です。

思い出しついでに（ネタもないので）試験終了から合格発表までの（私の場合の）心の持ち方、過ごし方などをまとめてみたいと思います。

１．試験終了（8月上旬）～自己採点（8月下旬）

受験予備校の模範解答＆点数ボーダーが出るまではとにかく遊びます。

受験で追い込めば追い込むほど「試験終わったら〇〇やるぞ～！」みたいな願望をモチベーションにしているので、願望を実行に移す時期と位置付けて活動します。

２．自己採点（8月下旬）～翌年受験科目決定（9月上旬）

自己採点を行い、結果に応じて翌年の受験科目を決定します。

合格発表結果によって変更となる可能性があるのですが、学習科目はこの時期に決める必要があります。

私の場合は概ね以下のような基準でした。

A評価以上⇒次の科目（落ちていたら年明けから上級クラス）

B評価以下⇒同じ科目の上級クラス

B評価以下で「ほぼ失格決定」の場合は、むしろ後腐れなく上級コースの学習を開始できました。

割とアクセスの多い「法人税法計算自己採点0点だったお話」

３．学習開始時期（9月上旬）～合格発表（12月中旬）

日を追うごとに試験結果が気になりだします。

とにかく試験～合格発表までの期間が4ヶ月と異常に長いのが税理士試験の最大の特徴の一つと言えます。

発表直前ともなると最早仕事や学習に手がつかなくなる方もいるかと思います。

が、この期間は来年に向けた助走開始期間でもあり時間の使い方は重要です。

私の場合は概ね以下のようなことを心がけておりました。

step.1 ジョギング程度の負荷であっても学習をしておく（講義を聞いて計算を1度は回す、理論も年内に1回転弱はやっておく。）。

step.2 引き続き遊ぶ（この時期にストレスを溜めてしまうと来年受験までもたない。）。

step.3 合格とならなかった時の心の準備をしておく。

４．合格発表（12月中旬）直後

私の場合、4科目目までは週末に来るハガキ待ち、5科目目は当日Webで官報確認でした。

なお、合格した年の発表日は午後休を取得して妻と食事に行きました。

合格したのでたまたま祝賀会的な感じになったのですが・・いずれにしても「最終科目合格発表日は有給」がおすすめです。

そして、ここで問題となるのは「予定と異なる結果になった場合」です。

（１）不合格の予定が合格となる場合

こうなった場合は全く問題はないですが、残念ながら不合格予定の場合は概ね予定通り不合格となるのでご安心ください（笑）。

当然の如く、私も自己採点合格ライン以下で合格した事は1度もありません。

（２）合格の予定が不合格となる場合

ここでの立て直しが長い受験生活では最重要となります。

恐らく・・誰もが一度は「合格のはずが不合格」という煮え湯を飲まされた経験があるのではないかと思います。

1科目目：簿財同時合格・・とはいかなかったお話

5科目目：合格予定の所得税法に不合格だったお話

受験予備校の採点基準は実際のものと異なる上、理論の自己採点が難しいのも合否を予測しにくい要素となります。

合格発表が間近であることを思いついた勢いで当記事を書きましたが、つまり言いたいことは・・。

頑張った皆様の合格をお祈りしております。

結果が伴わなかった場合、そこでの対応が長い受験生活の運命を左右すると思うので今のうちから切り替えの準備をしておきましょう！

といったところです。

あとは運命の日を待ちましょう・・。

ご利益あるかも知れない官報合格時のお話

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