注意ポイント
当事務所がシフト管理を支援する場合に顧客に導入する予定のジョブカンを学んでみました。
こんな方におすすめ
- ジョブカン勤怠管理の導入を検討している方
- 医療機関のシフト管理について興味のある方
- そもそも勤怠管理ソフトが何なのかを知りたい方
開業後最初の週末は何もしなかったので・・そろそろ開業後の動きを始めたいと思っています。
当面の主要な活動は当ブログですが・・実は書いていると活動の備忘録にもなるので、何か進捗が有る都度記事にしようとしています。
今回、シフト管理が必要となる顧客が現れた場合に使用する予定の「ジョブカン勤怠管理」へのアプローチを試みたのでご報告です。
まず、私が「ジョブカン勤怠管理」を選んだ理由は以下の通りです。
メモ
1.医療機関の”事務長代行型”を名乗っているので職員の勤怠管理についても可能な限り関わりたい。
2.既に導入を決めている給与計算freeeにも打刻機能はあるがシフト作成機能は無い。
3.ジョブカン勤怠管理は医療機関でも割と認知されている(気がする)。
会計ソフトをfreeeに決めた時も割とフィーリング重視でしたが、大まかなコンセプトは決まっているので「まずは何かを使ってみる」というスタンスでジョブカンに決めたというのが正直な所です。
ジョブカン勤怠管理を使用する場合、会計freeeと同様、まずは「アドバイザー登録」というのをする流れになるようです。
そんな所から、今回私が行ったプロセスを記してみます。
1.アドバイザー登録をする。
ジョブカンのHP(会社名はDonuts(ドーナッツ)らしいです・・。)から「社労士・税理士」という項目をクリックします。
すると「認定アドバイザーになる」というボタンが有るのでクリックします。
なお、ここに「認定アドバイザーのメリット」というのが記載されております。
すると事務所情報を登録する画面に移行します。
会計freeeの事業者登録画面は同じような質問があって面倒でしたが、こちらは事務所名等の基本情報とURLや簡単な説明文のみだったので10分とかからず終了・・。
後日「登録完了」の通知が有りました。
先ほど紹介した「社労士・税理士」から「先生に相談する」を選ぶと事業所検索ページになるので・・。
2.動画を観る。
登録するとメールが来て、その中に「機能紹介動画(約10分)」と「管理画面操作説明動画(約40分)」があるので視聴します。
動画を観た感想としては以下の通りでした。
(1)操作はしやすそう。
画面が見やすく、すぐに慣れそうだという印象です。
医療機関はカルテは電子化されていても、事務系の電子化が遅れている傾向が有るので「使いやすさ」「分かりやすさ」という項目は他業界以上に重要な要素かも知れません。
ちなみに、他で聞いた話ですが、モバゲーとか作っている会社なのでデザイン力が有るらしいです。
(2)時間管理については期待通りの機能が有る。
必要だと想定していた機能は、
①Web打刻・・出退勤の打刻をスマホやPCで行う(初期投資が不要となる。)。
②残業カウントの設定・・早出は残業にカウントしない、申請し承認された残業のみカウントする、等の設定が細かくできる。
③freeeや他の給与計算ソフトとデータ連携(CSV)機能が有る。
程度だったので他にも要件を満たすソフトは沢山ありそうですが、使ってみて「こんな事も出来ないの?」と困る事はなさそうです。
(3)シフト作成機能については・・今後の改善に期待します!
動画上では「シフト作成の仕方」という事で紹介されていましたが、医療業界で欲しい機能として「条件付きシフト自動作成(加藤命名)」が有ります。
これは、例えば「看護師は毎日1名以上出勤」とか「事務職員は毎日2名以上」とか「毎日1名早番」とか・・。
勤務時間週40時間以外の諸条件を勘案した上で「シフト(案)を作成してくれる機能」です。
私の主要顧客(クリニックを想定)では、そもそもシフトを作成しない(診療時間週40時間以下)ケースも多いですが、病院などではシフト作成に長時間頭を悩ませる師長さんも多い訳です。
医療機関に強いという事であればこの位の機能は・・と期待していたので若干がっかりでした。
・・という事でジョブカン勤怠管理関連で2~3時間を費やしました。
正直、今回の動画だけだと「顧客に導入するイメージを今一つつかみきれなかった。」という段階です。
今後、時間や方法を変えてもう少し深く「ジョブカン」を理解できるように努力してみたいと思います。