注意ポイント
飲み会ついでに「税理士試験合格のコツ」について自分なりに考え始め・・。
こんな方におすすめ
- 税理士試験の合格率を1ミリでも上げたい方
- 税理士試験に心を折られそうな方
- 「税理士試験 挫折」で検索を繰り返している方
先日、以前所属していた税理士法人の職員との会合(飲み会)がありました。
その飲み会の内容は・・記憶がなくなるまで飲んだだけなので省略しますが、事務所の若手職員(美人)と「税理士試験の勉強法」の話に(少しだけ)なりました。
賢者
筆者
どうやれば良いのか?的な事を真面目に聞いてくれたのですが、「試験勉強終わると忘れちゃうんだよね~。」で終わってしまったので・・。
女神
・・聞く相手間違えた訳ですね。その若手職員(美人)は。
筆者
・・ええ・・。お役に立てなかった罪滅ぼしに「(美人)」としておきます。
私の税理士試験合格までの勉強方法等は過去の記事にも記していますので、今回は、勉強法というよりは「主観的な合格のコツ」をまとめてみようと思います。
賢者
筆者
・・まあ、主観的という事は、極端な話何でも良い訳なので・・何とかなるでしょう。
女神
コツ0-1.現在の仕事を効率的に行う。
私の中で最も大切な合格のコツなのでNo.0(ゼロ)としています。
仕事をせずに受験に専念している方は別ですが、仕事をしながら税理士試験に挑戦する場合、「学習時間をどこから捻出するか。」が最も大切な課題となります。
筆者
税理士試験は、睡眠を削れば体が持たず、遊びを削れば心が持たない長期戦ですからね・・。
言うまでも無く、働いている人は一週間の大半を仕事に費やします。
よって、課題解決のためには、最初に「今ある仕事を減らす(効率化する)。」事に真剣に取り組むのが合格のキモとなります。
筆者
無理な理由も色々あろうかと思いますが・・。税理士になったら中小企業の経営者の経営全般の相談に乗るので、まずは自分の業務改善位は出来ないといけません。
業務時間を減らせない場合でも、移動時間や外勤時のアポ前など、学習時間に組み込める時間は必ずあります。
筆者
中小企業診断士学習時代の話ですが・・セミナー設営後、開始までの30分間にトイレで暗記カードを回した事もありました。
若干の後ろめたさは否めませんが、「税理士試験に合格して腕一本で食っていく。」ためには必要以上の協調性は積極的に犠牲にしましょう!
コツ0-2.受験予備校を利用する。
受験予備校自体が「合格のコツ」を色々考えてくれている訳なので、こちらも最初に記載しない訳にはいかない項目です。
具体的には・・。
(1)受験予備校に入る。
私の場合はTACのDVD⇒Webでした。他の受験予備校でも良いと思われますし、通学でも良いと思います。
移動距離がなかったり倍速で聞けたり好きな時間に受講できるので私はWebが気に入っていました。
便利なので利用者も増えてきていると思われますが、TACの合格祝賀会には「Web講座合格者」のテーブルが用意されるなど、まだまだ希少種という位置づけかも知れません。
筆者
「Web受講者」席は10テーブル以上ある中で1テーブルのみでした。なお、他のテーブルは指定なし・・。よく考えると変な話ですね。
(2)受験予備校のカリキュラムを消化する。
受験予備校は「マラソンの伴走者」的な役割なので、まずはゴールまで走り切れる分量になるように科目数を選ぶ事が大事だと思われます。
理論上は2科目受験すれば合格する確率が上がる筈ですが、どちらも中途半端になる位なら1科目にする方が合格に近づけると思います。
筆者
私は最初の年の2科目(簿記論・財務諸表論)を除いて1年1科目の受験でした。
なお、私の消化の目安としては、「計算問題は3月までと7月までにそれぞれ全問1回正解できるように間違えた問題を繰り返して解く。」「理論は3月までに大雑把に1回転、GWまでにもう1回転、以後回転を速めて最終的には7日~14日(科目による)で1回転させる。」といった所です。
(3)受験予備校のカリキュラム以外にやるのは「理論暗記」のみ。
受験予備校でも他の何かを勧めてくる事は殆ど無いと思われますが、カリキュラム以外にやる事は「理論暗記のみ。」が基本スタイルです。
理論暗記は、受験予備校からも控えめな暗記スケジュールが提示されますが、これを遵守しても合格レベルに達しないと思われます。
筆者
受験予備校の勧めに従ってAランク理論を中心に暗記するだけでは「8人に1人」ではなく「10人に5人」のレベルが精一杯ではないでしょうか。
講師の中には「原則全て暗記して下さい。」と言ってくれる先生もいるので・・恐らく、あまり厳しいカリキュラムにすると脱落者が増える、というような商売上の配慮があるのかな・・と思っています。
メモ
*コツ0(ゼロ)だけで結構尺を取ったので・・次回に続きます。
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