注意ポイント
税理士事務所にもマーケティングの観点は重要な訳で・・。
こんな方におすすめ
- 税理士事務所を開業しようとしている方
- マーケティングファネルの概要を知りたい方
- 自分の事業でのマーケティング戦略を検討している方
先日、仕事を半日で切り上げ(有給)、某会計ソフト会社のセミナーに行って来ました。
テーマは「マーケティングファネル」・・。
聞いた事の無い言葉だったので、特段の目的意識は持たずに参加を決めました。まあ好奇心というやつですね。
参加前に「マーケティングファネル」をインターネットで調べてみると・・ファネルというのは「漏斗(じょうご)」という意味みたいです。そして、
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1漏斗の上部:見込み顧客が最初にコンテンツなどに接触する段階
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2漏斗の中部:見込み顧客が購入検討段階でコンテンツなどに接触する機会
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3漏斗の下部:購入決定
と段階に分けてアプローチを検討するような事みたいです。AIDMAモデルと同じ感じですかね・・。
現状、開業まで間があるのと、会社員としても異動を控えているので、自身のマーケティングについて深く考えた事は無かったですが・・結果として参加して良かったです。
まず、「マーケティングファネル」の大まかな内容は、上記AIDMAと似たようなものかな・・位の理解しかできませんでした。
まあ、理屈は理屈として大事なのでしょうが、とにかく「顧客の興味度合いによって分けて考える」という観点ではAIDMAと同じ事かな、という印象でした。
じゃあ何が良かったのかと言うと、大きく以下の3点です。
Contents
1.自分という「商品」の売り込み方について考える。
まず顧客に注目してもらうには、「この分野では自分がNo.1」となるような領域を考えなければならないという事でした。
例えば「営業」でNo.1になるのは難しければ、「20代で農業を起業する方への営業方法の提案力はNo.1」など、より顧客層を絞ることで自分独自の領域を作り出すという考え方です(この例えは私の事では無いですが・・念のため。)。
うーむ・・。副業で開業しようとする場合、今いる職場での業務が当然自分の「得意領域」に直結するので・・会社員を続けながら自分と言う「商品」を訴求するのは難しいなあ・・と感じました。
でも、何が得意な税理士なのか分からないと、顧客に注目して貰う事は出来ない訳です。
2.顧客を「教育(自分と契約する事のメリットを訴求する)」しないと価格競争となる。
顧客からすると、「税理士って何やってくれているのか分からない」「どの程度手間が掛かっているのか分からない」という点が多いと思います。
何やっているか分からないと価値も感じて貰えず、当然の帰結として安く契約しようとするという行動になります。
そこで、HP等を利用して「顧客に自分の価値を訴求する」というのが重要だという事でした。
3.とにかく行動する。
セミナーの最後に「今日学んでいいなと思ったことは必ず実行しましょう。実行しないなら勉強した意味がありません・・。」と言われました。
当たり前の事ですが、言われると何となく何もしないで終わりそうだった自分に気づきました・・。
セミナーの内容を一言で言うと「顧客目線で良く考える」という事でしたが、その当たり前の事を実行していない自分に気付いたというのが一番の収穫でした。
GWを利用して、改めて税理士としての自分の得意領域を考え、顧客に自分の価値を訴求できるようなHP(まだ公開できませんが)を作ろうと決意したのでした。
開業までにやる事って・・沢山あるなあ・・。