注意ポイント
税理士登録後にやるべき「第四世代税理士用電子証明書」の動作確認手続きを行ったのでご報告です。
こんな方におすすめ
- 税理士事務所を開業直後の方
- 税理士用電子証明書について興味のある方
- 電子証明書関連の手続きを知りたい方
開業後、いくつかの記事でお伝えした通り、私の税理士活動は・・もっぱら当ブログのみとなっています。
郵便物が「加藤二郎税理士事務所」宛となっていたり、営業電話で「加藤二郎先生ですか?」と聞かれたりするので・・開業した感も多少はありますが。
税理士事務所として開業直後に必要な作業は、先日記事にした「開業届」の他は概ね税理士登録の際に終わる(書類を提出する)のですが・・。
登録時に完結しない数少ない手続きの一つに「電子証明書」関連があります。
今回、ようやく電子証明関連の手続きを終えたので概略をご報告します。
ちなみに、電子証明書って何?という点についてですが・・。
メモ
今や一般的になっている「電子申告」を行うための証明書・・と言う事だと思います。
税理士は、顧客に代わって税務に係る「電子申告」を行う事となります。
第四世代という事なので・・それなりに進化して来たものと理解します。
Contents
1.電子証明書の発行手続きをする。
税理士証票交付式で他の書類と一緒に発行に必要な書類を作成して提出する形です。
税理士証票登録の際は他の書類も多かったので、書類を書いて終わりかな~と何となく思っておりました。
2.カード等が届く
後日、日本税理士会連合会から郵便物が届きます。
中身はICカードとパスワードが書いてあるはがきです。
しかし、ICカードを使うために必要なカードリーダライタは別途購入する必要が有る事がこの時点で判明します。
3.カードリーダを購入する。
ICカードと一緒にICカードリーダの購入あっせんの紙もあったので購入手続きをします。
上記3種類のあっせんをしてくれており、税理士業界得意のFAXで発注をかけます。
4.動作確認を行う。
FAX発注から数日後、無事にICカードリーダが届きました。
このICカードに電子証明書を差し込み、電子証明書に同封されていたマニュアルに沿って動作確認を行います。
動作確認に至る設定に関しては、電子証明書に同封されたマニュアルの通りに作業すれば良く・・ものの5分といった所です。
そして最後に「受領書を印刷する」という画面となりました。
5.受領書を郵送する・・必要は無し!
動作確認を終えて出力した受領書は以下の通りです。
え?また郵送?という税理士業界でありがちな疑問には、上記印刷物中の「※ご注意」の欄で対応しています。
まあ・・これがすぐに何かの役に立つかは分かりませんが、一定期間内に今回の処理をしないと電子証明書が無効となるそうなので・・。
取りあえず、やっておいて良かったという事にします。
今後は、本年中に何かしらの電子申告を行えるよう・・税理士活動に邁進します!