注意ポイント
今までご報告して来た流れで研修4回目の概要もご報告します。
こんな方におすすめ
- 会計freeeの導入を検討している方
- サポートの内容に興味のある方
- 1回目~3回目の記事を恥ずかしながらも見てしまった方
5月に入っても中々暖かい日が少ない中、粛々と研修は進み・・今回で4回目(全6回)を受講しました。
と、天気の話は特段関係ないので・・早速研修の内容についてご報告します。
なお、今回は「決算業務」についての研修でした。
1.振替伝票
これはどの会計ソフトにもある機能ですが、「確定申告(法人なら決算)」のカテゴリーにあるのが違和感ありまくりです。
理由を聞いてみると「期中の処理は基本的に自動化する⇒振替伝票を作成するのは決算仕訳位になる。」という考え方によるようです。
サポート担当の方も、「期中から振替伝票を多用するという事であればあえて会計freeeを使うメリットは無いと思います。」とはっきりと言っていました。
2.固定資産台帳
レイアウトは他の会計ソフトと異なりますが、入力する項目は同じです。
気になるデータ連動ですが、申告書関係との連動は他の会計ソフトと同様に出来、かつ登録すると即減価償却費の仕訳(月次)を作成してくれる所が優れているかな、と言った感じでした。
他会計ソフトで良くある「概算で月次償却費を仕訳入力」と言った作業が無くなり、金額も都度正確なものとなります。
3.在庫棚卸
ここに期末棚卸高を入力すると仕訳が作成されるそうです。
ただ、細かい棚卸資産の設定等々に対応していないとの事で・。
内訳書に展開されるのであれば入力する意味も有るかも知れませんがそれも無く・・。
実務上は、現状では余り使わない項目かな・・と感じました。
4.家事按分~6.確定申告書類の作成
今回は法人決算の説明だったので(画面も法人用なので4.と6.は無い)ここはスルーです。
前回までで終わっている内容となりますね。
残.消費税申告及び法人税申告
法人税申告は貼り付けたデータには記載が無いですが、残りは税務申告書関係の説明でした。
正直この部分は・・どの税務申告ソフトもそこそこデータ連携されているので、大きな違いは良く分からなかったです。
freeeの場合、この部分の歴史はまだ浅いので・・今後の展開に期待です。
・・・
そして、つつがなく4回目の研修は終了しました。
全体を通して思うのは、やはりfreeeのキモは「銀行口座連携」と「領収書取り込み機能」だと思いました。
すなわち、処理量の多い「上流部分」をどれだけ自動化できるかが使い勝手を分けると思われます。
・・と、全体像が4回目までわかったので・・。
残りの2回は「ある程度使用して疑義が増えた段階」と言う事で特に日にちを決めずに取っておくことになりました。
あと、以前も話題になった「freeeの顧客紹介機能」ですが、プロフィールを作成した時点で登録されているようです。
ただ、医療業界からの問い合わせはまだまだ少ないんだとか。
前回のgoogle広告でも思いましたが・・医療業界の顧客は、基本的にはインターネットでは税理士を検索しないのです。
その理由は・・。
では~。