注意ポイント
勉強会に参加して学んだ事は・・。
こんな方におすすめ
- 税理士関係の勉強会の内容に興味のある方
- 税理士事務所の開業準備中の方
- 開業後の顧客獲得に自信のない方
先日、税理士関係の勉強会に参加してきました。
題して、「一人税理士の仕事術」…。
サラリーマンとの二刀流(兼業)での開業を目指す私には事務所拡大といった展望はなく、「一人税理士」での活動を想定しています。
これまで何度か「事務所経営のコツ」とか「私の開業体験記」と言った話を聞きに行ったりはしているのですが…。
どうせすぐには開業できないのですが、逆にそれを逆手に取って「自分が理想とする仕事のやり方」や「顧客に最も響く自分の特色(強み)」などを深く考える事は意義がありそうです。
というか…苦戦している人って「独立開業」という事象にのみこだわり過ぎて、自分自身のアピールを上手くできていなかったりもするような…。
まあそれはともかく、私は二刀流(兼業)で時間的な制約も多くなるので、その分他の開業(予定)税理士よりも「仕事術」については深く考えなければなりません。
結果、今回の勉強会で改めて感じたのは…自分のドメインを明確にする事が「仕事術」実現の第一歩かな、という事です。
ドメインとは…自分の活動領域で、「誰に」「何を」「どのように」を決める事とか言われます。余談ですが、中小企業診断士の試験で良く出てきました(受験したのは10年程前ですが…。)。
今回の講師の方は、「顧問とかはあまりやりたくないんで〜…。」と言う表現ではありましたが、内容を咀嚼すると「自分の活動領域を明確にする事の重要性」を強調していたように感じました。
仕事が無い事に焦って「自分の活動領域」を曖昧にしてしまうより、「自分の活動領域」をアピール出来るようなアクションをする方が正しい事のように感じました。
今回の講師の方の場合、ブログやメルマガ、更には出版などを上手く活用されている印象でした。
…とまあ中身のある勉強会に参加した結果をまとめると以下のような形でしょうか。
step
1自分のドメインを明確にする。
step
2ドメインから外れる事はしない。
step
3自分のドメインをどのように訴求するかを考え実行する。
特にstep 2を守らないと、自分に取って強みでもなくやり甲斐も感じ難い仕事を低報酬で受けてしまい、step 3をする余裕が無くなり…と言う負の連鎖にハマってしまうという事のようです。
自分自身、色々な仕事を経験して見たいと思うのですが、そのような発想だけだと上記の負の連鎖にハマってしまう可能性は高いのかな、と。
ドメインを決めて、その範囲内で色々な仕事をする、という事でも充分に多様な業務があるし、逆にドメインを絞らなかったら業務の幅が広過ぎて勉強が追いつきませんね、多分…。
ともあれ・・今回の研修を経て、二刀流(兼業)が上手く行くよう、登録までの数カ月で自分のドメインをしっかりと固めようと思ったのでした。